『さくら・さくらんぼ保育園』の創設者、斎藤公子の保育論に感銘を受け1984年幸田町に創設。

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保育者と父母による共同運営の保育園です

ももの木保育園とは・・

 斎藤保育自然保育
 思いやりの心感性を育てる

ももの木保育園は3~5歳児対象の認可外保育施設であり、保育無償化の対象施設です。

◎愛知県認可外保育園「認可外保育施設一覧」(愛知県HP
◎幼児教育・保育無償化 対象施設(幸田町/岡崎市/西尾市/蒲郡市)

0~2歳児対象としては、
幸田町認可の小規模保育事業を行っています。

ももの木ブログ&お知らせ

クラス紹介 -0歳児から5歳児まで6クラスあります-

0歳児(ひよこ組)~人間として育つ基礎のできるとき~

感性が育つ環境

生まれた時から感覚器官は育っていきます。
子供はお腹が空けば、あるいはおむつが濡れれば泣くように「快・不快」がわかります。

だからこそ、子供達が見るもの・聞くもの・触れるもの・味わうものには良いものを考えて保育をします。

ももの木保育園での0歳児の保育は、

陽が入り、風通しのよい部屋で生活し、天然素材の服を着て、紙おむつは使わず、パンツで過ごします。

気持ちいいがはじめの一歩

ひよこお風呂

そしてその「気持ちいいっ!」の感覚は脳の発達、
ひいては全身の発達に大きく影響しているのです。





人間の感情の原点は「気持ちいい・気持ち悪い」

幸田の保育園

だからこそ、この感覚を育てるために、

  • 心地よいの環境
  • 素材をいかした美味しい食事
  • 心からのほめ言葉と最高の愛情

が、大切です。

見るもの  

森の保育園

映像や絵本でみるより先に

実際に散歩に行き、本物の草花や小動物など、

本物を見ることを大切にしています。

また大きい子の遊んでいるところを見て模倣します。

聞くもの

目と目を合わせた大人の話しかけや歌を歌って、
心地よい時間を過ごすようにします。

赤ちゃんの脳には、CD・テレビをはじめ機械による音は雑音に聞こえ、
脳を疲れさせるだけです。

刺激の強い音や機械音ばかりを聞いていると、肉声に反応しにくくなります。

触れるもの

下の部屋

口にしても害のないもの。

食器は陶器、机・椅子・床もすべて木製です。

子どもの服は通気性のよい天然素材のものを選び、
園ではおむつもはずして、動きやすいパンツで過ごします。

   

味わうもの

離乳食は薄味で素材の味を大切にしています。

スープが飲めるようになるとまずは野菜から、

給食1

すりつぶすのではなく、形や大きさ、柔らかさ等を工夫し、
月齢や成長に合わせて一人ひとり違うメニューを作っています。

大きな口を開け、「がぶっ」っとハムハム食べる子どもの

食べる意欲

を大切にし、手づかみで食べます。

手づかみで食べることで、自分で食べる意欲を育てるためです。

手で食べることは、目や手指にもいい刺激になります。
口から栄養をとるだけでなく、目・耳・手指からも発達という栄養を取り入れます。

遊び

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  • 体を動かし、
  • 声をたてて笑い、
  • そしてお腹をすかせて、

いっぱい食べられるようにします。

腹這いで遊べるようになったら「水遊び」を、

親指の蹴り

座れるようになったら「砂場遊び」、

四つ這いができるようになったら芝生や土の上を這い、斜面を登り、
足の親指の蹴りを強くします。

蹴りが強くなると、中枢神経を通じて言語や知的発達が進みます。

こうして自発性を引き出し、体を動かすことを大好きにします。

  • ももの木一口メモ
    お昼寝
    昔から寝る子は育つと言われますが、
    寝ることは子どもの心と身体の成長にとっても大切です。
    特に夜の眠りが大切で眠っている間に筋肉や骨や脳、神経などの成長作用を担当する成長ホルモンが分泌します。
    このホルモンは就寝する時間によって分泌量が変化します。
    そのため睡眠時間が少ないと不健康状態が多くなり、
    健康を乱し情緒もおかしくし、判断力や行動力をひずませてしまいます。
    ももの木保育園では健やかに子どもを育てるために、子どもの一日の生活リズムを大切にしています。
    年長児期の10月末まで昼寝を保障し、午後も生き生きと活動して、夜は早寝(午後8:00就寝)をし、朝は早起き(午前6:00自律起床)して、一日を一人ひとりが生ききっています。


ももの木保育園をまるまる1日体験して見ませんか?!

画像の説明
  • 保育園でどんな生活をしているのか見てみたい
  • 同じ月齢や年齢の子ども達と交流したい
  • 我が子の教育や発育について悩んでいる
  • リズムあそびやどろこんこ遊びを体験してみたい
  • ももの木の大自然を思う存分体感してみたい

体験入園


1歳児(あひる組)~自我の誕生・拡大と模倣のとき~

ジブンで!

アヒル1

一人の自立した「人間」として歩みだす時です。

「自分で」と自分からやろうとする気持ちも現れ、自分の欲求を通そうとだだをこねるのも1歳児の姿です。

大人や年上の子がする日常の活動をじっと見て、まねをしながら力をつけていきます。

歩くことが大好きで、屋外でも素足で活発に遊びます。

午後食(おやつ)

あひるおやつ

咀嚼力(かむ力)がつくように、

昆布や煮干し、にんじん、大根(根菜類)などの固いものを食事の前に食べ、

噛む力(咀しゃく力)
を、育てます。

その後、野菜を使った料理、うどん、タンパク質のものなどの順番に食べます。

2歳時までの給食、午後食は、卵、油、乳製品は使わないようにしています。

水あそび・どろんこあそび

水の刺激が、皮膚の感覚を通して幼い子どもの脳に送られることの重要さが、
医学的にも教育心理学的にも言われるようになりました。

どろんこ

「水の世界に充分にひたると子どもは、‘土’とつきあいが始まる。
これは人間の祖先であった魚が両棲類、爬虫類へとかわって水にすむ動物から土を這う動物へ進化してきた歴史を思わせる。
何百万年もの長い時間をかけて、人間は発達し続けついに1万年前頃出現した現代の‘ヒト’人間は土に水をひいて作物を作ることをはじめた。
そのころから土をこね、火で焼いて、水を運んだり、水や食物を食したりする時に使う器を作るようになる歴史を反復するかのように、子どもたちは土との生活に明け暮れるようになる。
土には水が必要である。土と水さえあれば幼児たちは満足である。年齢と共にともだちの模倣をして土をこねる子ども、話し合って土を掘る子ども、水を運ぶ子どもと分業しながら道具を使うことも覚えて、夢中で遊ぶのである。
夏は木陰の涼しい所に土を置き、冬は一番太陽の当たる暖かい場所に土山を作り、一年中あそびきれるように配慮する必要がある。

出典:『人が人間になる』斉藤公子著

2歳児(はと組)~自我の充実と確立のとき~

いや!もっと!

はと1

けんかも、すぐに止めるのではなく
見守りながら十分に体験させることが大切です。

仲間の中で、自分も自己主張しながら、同じように自己主張する相手がいることを認識するようになります。

「ばか」「もっと」「いや」など、大声で泣いたりしながら、

考えるチャンスができ、譲ったり、我慢したりすることを覚え、

「ありがとう」などの言葉を実感として味わうことができます。

この年齢の子どもは、

  • 大きなものを押したり引いたりすること、
  • 段差のあるところから飛び降りることなど、

全身の力を出してできる活動をたくさんします。

  • ももの木一口メモ
    ももの木のあそぶ・遊ぶ
    森のなかで遊ぶ
    水や土の刺激が皮膚の感覚を通して、幼い子どもの脳に送られることの重要性が
    医学的にも教育心理学的にも叫ばれています。
    水・土の刺激をたっぷり受けた子どもは自律神経がたくましく育ちます。
    薄着で戸外の風に当たり、水どろんこで遊ぶ
    └→ 自律神経が発達する
    └→ 虚弱な体質、アレルギー体質、ぜんそくなどの改善
    豊かな自然の野山を駆けめぐりながら、体全体を使ったダイナミックな遊びの中で、子供たちのたくましい足腰を作っていきます。


つばめ組(年少組・3歳児)~仲間とともに~

ボクが、ワタシが!!

3歳児は、強く自分をぶつけていく時で手こずる年齢とも言えます。

ボクが、ワタシが!

同時に、仲間との遊びが楽しくなる時期でもあり、
仲間との関わりが増す反面、

自分たちで解決するだけの言葉を持ち合わせていないので、
けんかも頻繁になります。

この時期のけんかは成長に欠かせません。

「イヤ」

は子どもの成長の証です。

親に対しても「イヤなことはイヤ」と言える

ような十分な自己主張を保障してあげたいものです。

「三つ児の魂百まで」と言われるように、
3歳児は幼児期でもとりわけ大切な節目の時期です。

おやつにも変化が

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咀しゃくのあと、手作りのケーキ、お好み焼き、蒸しパン、
フレンチトースト、焼き芋、団子、わらびもち、おにぎりのほか、

できるだけ季節を感じられるように配慮して、

やまもも、どどめジャム、冬いちごのアイスクリーム、梅ジュース、
子どもたちが採った木の実がおやつになることもあります。

  • ももの木メモ
    ももの木のたべる・食べる
    食べる・食べる!
    季節の野菜を十分に使うなど食材を吟味し、
    素材の味を損なわないように薄味で、切り方、あえ方等を吟味して食事を作ります。
    おやつも手作りしています。
    何でも食べれられる子どもに育てるために、あえて尾頭付きの魚や大きくざく切りにした野菜を出すなどの工夫をしています。
    食べ方もたくさん遊んで、一番お腹がすいている時に、
    野菜から食べ、汁物、たんぱく質のもの、ごはん、デザート(果物)の順番にフルコースで食べます。
    年長になる頃には、野菜からごはんまで一緒に出して食べきります。

年中組・4歳児(そんごくう組)~誇り高き4歳児~

むずかしそう・・・でもやってみよう!!

仲間の中で、十分自己主張してきた子どもたちは、次に

仲間を意識し、相手のことを考えるように

なっていきます。

他者を意識し、自分を語る時期です。

仲間たちと

「ボクのだけれども、貸してあげる」とか

「むずかしいけれど、がんばってみる」

などの姿が見られるようになります。

また、じゃんけんを理解できるようになり、
鬼ごっこなどのルールのある遊びの面白さがわかる時期でもあります。

仲間の中で自分の感情をコントロールできる自制心も見え始め、
遊びを通して仲間との結びつきが強くなります。

リズムあそび

生物の進化の道筋をたどったリズムあそびは、音楽に合わせて子どもたちに親しみのあるいろいろな動物に模して走ったり、止まったり、跳んだり、転んだり、這ったり、舞ったりする遊びです。

運動会

遊ぶことで、子どもたちの

  • 骨や筋肉
  • 感覚神経
  • 運動神経

の発達を促します。

また、手あそび、指あそびや季節の歌をうたう中で、雨や風、嵐など自然現象を体で表現したり、感じたり、自然への認識をも深めていきます。

めだか

運動神経は、感覚神経とともに、脳中枢神経でつながり両神経の発達を促すからである。
しかも就学前の6年間は、その脳中枢のもっとも発達する時期であり、
6歳ごろまでに、ほぼ大人の90%に達するといわれている。
感覚、視覚などの感覚神経と、手、足などを動かす各運動神経を発達させることが就学を可能にする知的な脳の発達を促す土台になる。」
『さくら・さくらんぼリズムあそび』資料より


年長組(ほし組)~自治と創造のとき~

力を合わせて

運動会

これまで培ってきた力を基礎にして、さらに飛躍していく時です。

自分たちで色んな当番の分担など、

相談しながら役割を引き受けあう

こともでできるようなり、みんなで決めたことを守ります。

怒られるから守るのではなく、

守ったほうがもっと素晴らしいことができる

と体験を通して知っていくのです。

働く

・動物の世話
・そうじ
・畑などの仕事

を通して、働く楽しさを知ります。

伝承遊び

画像の説明

3学期に人間が長い年月をかけて創り上げてきた文化を子どもたちに伝える、
『伝承あそび』をします。

ゲームなどとは違って、コマまわしやまりつきなどは、

仲間でルールを考えたり、
工夫したり、遊びを生み出す力をつけます。

年長のリズム遊び

基本的なリズム遊びに習熟し、体の各部分が自由に動くようになった頃(年長の後半)、
ギャロップ、ポルカ等、三拍子、四拍子でリズムに合わせてらステップを踏んだり、
日本伝来の遊び、こま、まり、なわとび、民族舞踊(荒馬、ベトナムの竹踊り)に挑戦します。

また、2人組、3人組、8人組と、組んで行うリズムあそび(集団遊び)を通して、

自分で判断して

からだを動かせるようになります。

生物の進化の過程を見据えて

両性ハイ

―これら運動は魚類(金魚運動)から両生類(ハイハイ運動)、さらに哺乳類(四足ハイハイ)、ヒト(歩く・走る・跳ぶ)へという人類の進化を表現しています。最近の研究で個体発生(子どもの発達)は系統発生(生物の進化の過程)と関係があることが明らかになってきましたが、私の保育理論と最新の科学が一致していることを知って、誰よりも驚いたのは私でした。進化の道筋をたどる「リズムあそび」と゛お遊戯゛との決定的な違いはここにあります。-
「人間学を学ぶchichi2008.6月号特集 人生の道標 取材」より

お話

お話

お話を集中して聴くことができるようになります。

優しさや勇気を持つことの大切さなど、

人としての生き方を伝える良質な文学を、何日もかけて読み聞かせると夢中になります。

また聞いた物語を自分でイメージして絵で表現することもできます。
子どもの描いた絵1

卒園式

卒園式は、子どもたちが力を発揮する山場となります。

画像の説明

3月の最終日曜日に卒園式を行い、

巣立っていく最後の日まで

「可能性を引き出す保育」

をギリギリまで続けます。


ももの木保育園へのメッセージ (宍戸健夫愛知県立大学名誉教授)

画像の説明

2013年9月
ももの木保育園はたいへん自然に恵まれた環境の中で、子どもたちをのびのびと育てられていることは、よく知られています。私は大学に在職中、学生たちと一緒にたびたび見学させていただきました。保育園とはこうあるべきだということを、たくさん学ばせてもらいました。

現代の子どもたち、とくに大都市の子どもたちが、自然とかかわる生活から遠ざけられているということが、今日の子育てにとって大きな問題となっています。

例えば、子どもたちは本来散歩が大好きです。散歩のなかで、会話もはずみます。見たり聞いたり、しゃべったりすることがとても楽しいのです。また、楽しいだけでなく、自然な子どもたちの探究心をかり立てます。「なぜだろうか」「どうしてこうなったのか」など、問題にぶつかって考えようとします。そこから、みんなで考える力が育ってゆくのです。

ここまでは、ももの木保育園のように自然に恵まれていなくても、工夫して自然環境への子どもたちの関わりを育てようとしている園は少なくないと思います。

ここからが、ももの木保育園の特色です。

ももの木保育園では、自然との関わりを大事にすることに加えて、絵を描くことやリズムあそびをする事に意欲的な子どもたちを育てていることです。これは、斎藤公子園長の「さくら・さくらんぼ保育園」の実践から学んだことが大きいと聞いていますが、とても大事なことだと思います。

子どもたちは、自然とのかかわりで、見たり聞いたりしたことを、絵に表現することに意欲的です。子どもたちが描きたいときに、自由に描くことができるような条件をつくることに園側も努力しています。

また、発達に応じたリズムあそびが研究されていて、子どもたちはうさぎになったり、あひるになったり、かえるになったりしてリズムあそびを楽しみます。

こうした描画活動やリズム活動が、自然とかかわる活動と別々になっているのではなく、相互につながりあって、連動しているので、子どもたちは、強制されるのではなく、ごくあたりまえのように参加しているのです。そして、描画活動やリズム活動はいっそう、自然への関心をひきたたせることになるのだろうと思います。

ももの木保育園が、これまでの保育方針を堅持しつつ自然にかかわる保育実践をいっそう発展させることを期待するものです。

<略歴>
1930年 横浜に生まれる
東京大学教育学部卒業
同大学院博士課程修了後愛知県立大学文学部に就任
保育、幼児教育学を担当
同大学定年後佛教大学を経て現在同朋大学客員教授
教育学博士
社会福祉法人新瑞福祉会理事長

ももの木保育園をまるまる1日体験して見ませんか?!

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  • ももの木保育園への入園を希望・検討している
  • 保育園でどんな生活をしているのか見てみたい
  • 同じ月齢や年齢の子ども達と交流したい
  • 我が子の教育や発育について悩んでいる
  • リズムあそびやどろこんこ遊びを体験してみたい
  • ももの木の大自然を思う存分体感してみたい
  • 体験保育のお申込みは、メニュー→Let's体験保育のページから

体験入園

お問い合わせ

ももの木保育園に関する質問やお問い合わせを記入して、
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2-3日中に、メールでお返事いたします。

体験入園のお申し込みは、

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問い合わせ

豊かな自然に囲まれたももの木保育園


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■ NPO法人ももの木保育園
■ 〒444-0115
  愛知県額田郡幸田町
  大字荻字流レ石29
  → 地図を見る
■ 電話番号:0564-62-2390
■ FAX :0564-62-0400

蒲郡市からの交通手段

JR鉄道でのアクセス方法

JR東海道本線・蒲郡(がまごおり)駅(愛知県蒲郡市元町)より名古屋方面に向かい
幸田駅(額田郡幸田町芦谷)で下車。幸田駅よりタクシーにて約7分。
よくわからない場合は、電話にてご連絡ください。


岡崎市からの交通手段

JR鉄道でのアクセス方法

JR東海道本線・岡崎駅(愛知県岡崎市羽根町)より豊橋方面に向かい
幸田駅(額田郡幸田町芦谷)へ。幸田駅よりタクシーにて約7分。
よくわからない場合は、電話にてご連絡ください。

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