『さくら・さくらんぼ保育園』の創設者、斎藤公子の保育論に感銘を受け1984年幸田町に創設。

あしの秘密

あしの秘密

今年度からはじめた新たな取り組み、
「今月の足」シリーズいかがでしょうか。
過去の投稿は、
ももの木保育園のホームページにも掲載されています。

なぜ、「今月の足」シリーズをはじめたかと申しますと、
「足」に注目することで、
ここの保育園で大切にしていることが
少しでも見えてくるのではと思ったからです。
                                                        
保育園と同じように、
はだしに草履で、うっかり街中を歩いていると
冬の今の時期は、「かわいそう~」などと
言われてしまうこともありますが(^O^)
                              
そんな誤解をとくためにも                 
ちょっと長文ですが、
本の紹介をさせていただきます。
                                  
                              

以下、『足のはたらきと子どもの成長 近藤四郎著』より抜粋
                             
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歩行補助器をつかって赤ん坊をたちあがらせるとか、小学校の生徒が朝、学校にきてアクビをするとか、教室の椅子にぐにゃっとなってすわるとか、背筋力がたしかに弱ってきているとか、ちょっと運動をしても目まいをおこすし長続きしないなどなど、いろいろと聞かされて驚きました。こんなことはすべて、私にいわせれば、なにか乳幼児のときの育て方・運動のさせかたに問題があるように思われてなりません。
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もともと手足の指のはたらきは、両者ともにきわめて似ていて、つかむことに主体があったのです。ヒトの足は、二足歩行が専門になってから、足指でものを握ることはあまりできなくなってきました。
とはいっても、ほんのひとむかしまえの人々が足指をよくつかっていたことを思い出します。
人力車夫の足のふんばり、船の櫓をこぐときの船べりにかけた足指の張り方、ワラジをつくるときの足指のつかいかた、婦人がひとりで和服を着るとき、帯締めを足指で器用にすくいあげるなど、よく見た光景でした。とにかく、われわれ日本人は、下駄やぞうりを履いていたせいか、足指をたくみに動かすことができました。
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なぜはだしの労働が最近まで行われたのかといいますと、労働は手仕事が多いのですが、手を働かせるためには足もとをしっかりして、つまり足をふんばらなければいけない、そのためにはだしがもっともかなっているものだからです。
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足指を動かすことを怠っていると、いくら立派な登山靴をはいて山へ出かけても、急場で足指を踏ん張れなくては、命を落とすことにもなりかねません。
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はだしで凹凸のある地面や傾斜面を歩くのがいちばんよいことは、いうまでもないことです。例えば、デコボコのある大地をはだしで歩くとする、そして土踏まずの下に石ころが入った場合、からだは外側へ倒れそうになる、これをもとに戻すためには、足の回内をしながら足指で踏ん張らなければならない、こういう足の運動は、おのずから足や下腿部の筋肉を鍛えて健康の基になります。
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乳幼児に風邪をひかないよういといって、厚着をさせることは禁物です。
足はなるべくはだし、靴下をはかせると予想以上に愛指の運動をさまたげますから、すべってかえってあぶないことになります。
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手や足は同時に感覚器官でもあるのです。大地をはだしで踏んだときの触覚・圧覚などは、足の皮膚・筋肉・腱などにある感覚の受容器をとおして中枢神経に伝えられ、この情報は大脳の運動野から調整の再命令として足の筋肉に送られてきて、足の運動はうまくつづけられるわけです。
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以上、186ページの本の中の
ほんの一部を抜粋し、紹介させていただきました。

(学童1年生母H)
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